業界動向 2026.05.18

円安継続で日本人キャストへの追い風加速 - 2026年春・海外キャバクラ業界トレンド

2026年5月、対ドル円相場は引き続き160円台前半で推移し、海外キャバクラ業界では現地通貨建て給与の円換算額が前年同期比で大幅に上昇しています。香港・シンガポール・ドバイなど米ドルまたはドルペッグ通貨エリアでは、日本人キャストへの実質収入が過去最高水準に達しており、応募数も急増。各店舗ともキャスト確保競争が激しくなっています。

【香港エリア】

HKドルは米ドルペッグ通貨のため、円安の恩恵を直接享受。月収HK$45,000〜80,000レンジが日本円で約90〜160万円となり、円換算ベースで前年比+15%程度の上昇となっています。2026年5月にはRashellが新規掲載店舗として加わり、銅鑼湾エリアの日本人キャスト在籍店舗は計4店舗に拡大。CLUB PREMIER香港、Nyx Japanese Lounge、La Dolce Notte等と並び選択肢が増えています。

【シンガポールエリア】

SGDも対円で堅調に推移。CLUB PREMIERシンガポール、CLUB JUGEMU、Emerald ピアジェ、Bar Lounge TORIKOの4店舗体制で、月収9,000〜15,000 SGD(約100〜180万円)が標準レンジ。短期勤務希望者の問い合わせが特に増加しています。

【ドバイ・中東エリア】

UAEディルハムも米ドルペッグ。P&J Dubaiでは3ヶ月契約で600万円、12ヶ月契約で800万円という保証額がそのまま円ベースで膨らんでおり、中東圏での出稼ぎ希望者が前年比で大幅増加。

【東南アジア(タイ・ベトナム・カンボジア)】

バーツやドンは米ドル経由でやや変動するものの、現地物価の安さと給与水準の上昇により実質手取りは増加傾向。バンコクのLounge BARON、TWENTY FOUR Bangkok、ホーチミンのCLUB PREMIERホーチミン、プノンペンのThe Villa等の人気店では、給与のスライド制やシャンパンバック等の上振れ要素が拡充されています。

【キャスト側のメリット】

・現地通貨ベースの給与がそのまま日本円換算で増額

・短期勤務でも従来比+10〜20%の手取り

・寮費・食事支給など現物給付の価値も相対的に上昇

【今後の見通し】

日銀の金融政策と米FRBの利下げペース次第ではあるものの、市場関係者の多くは2026年後半まで現在の為替水準が継続すると予想。海外で短期集中して稼ぐ戦略にとって、引き続き追い風となる環境が続く見込みです。

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